ロルフィング 効果 体験 感想03

2020年10月12日

03.パフォーマンス向上(20代男性プロスノーボーダー)

ここ数年お世話になっているスノーボードの大会での1コマです。
ロルフィングは10セッションを終えて初めて、何たるかが判るものですが、
1回のセッションで劇的に変わることが多々あります。

脚がツッてしょうがない。

東京ドームで行われるこの大会。
人工の雪と全長100m、高さ30m、最大斜度36度というスノーボードジャンプ台。高さ30mは、8階建てのビルに相当し、『スタート台に立つと、東京ドームの天井に手が届きそう』な感覚になるという巨大なジャンプ台で、スノーボーダー達は技を競い合います。

ジャンプ台には、スキー場のようなリフト、ゴンドラはなく、ジャンプするためには、ひたすら自分の足で登っていくのみ。そして、何十回とこの繰り返しを余 儀なくされます。またハーフパイプなどより、かなり高いジャンプ台のため、着地時にかかる脚への衝撃は何Gとかなりの負担になります。

このため、試合中、多くの選手が、ふくらはぎや太ももといった脚を中心にけいれんを起こすのです。試合の途中で、マッサージルームに担ぎこまれたこの選手 は、腰から下の両脚が限界寸前。少しでも力を入れようものならば、けいれんしてしまい、自力でその場に立つこともできませんでした。

元々腰が痛い。筋力だけでは駄目。柔軟性があっても駄目。

ベッドに横になってもらい、触診してみると、この選手の筋肉は日本の選手には珍しく、かなりやわらかく柔軟性に富んだ筋肉。体格では先ほどまで、一緒にストレッチを行ってたトラビス・ライスなどと変わらず、むしろショーン・ホワイトよりもいい感じ。

なのに、外国人選手は平気で試合をこなしていきます。日本人選手のけいれんが目立ちます。なぜか・・?

外国人選手だからスゴイのか?というよりも、皆一流の選手なのですが、その中でもトップ選手というのは、身体の連鎖がうまくとれているんです。筋力だけに 頼ってしまうと、どうしても限界があるんです。また柔軟性があれば問題ない、それも違うんです。しなやかに力を伝達できる、この身体の連鎖している状態こ そ、無理がない、、ムダがない、素早い、そして美しい 動きとなるんです。

いくらでも歩けるぞ。

トレーナールームで、セッションを行うこと20分程度。ふくらはぎ、太ももなどのけいれんが治まり、力を入れてもつらないまでに回復しました。けいれんとは、カラダを使う指令を出さないのに、筋収縮を起こしてしまう状態です。
選手に、いつもの状態をリスニングしてみると、いつも腰に違和感を感じ、疲労が蓄積すると、痛みを伴うそうです。

この選手は、海外の方に多い、骨盤が前傾気味のタイプ。競技の特性上、腰椎と大たい骨をつなぐ、腸腰筋群(大・小腰筋、腸骨筋)にあまり伸展が見られませんでした。
ここの筋力はあるのですが、肝心の力の伝達経路が構築されていない状態なのです。

そのため、触診しながら動き作り、いわゆるムーブメントをいくつか行い、いまある構造を最大限に活かせるように、機能の再構築を行いました。

すると、さっきまでベッドで『もう無理・・』と、横たわっていた選手が、一転
『歩くのって、こんなに楽しいすか!。いつも、歩くのだるくて、好きじゃなかったのに、
今なら、いくらでも歩けますよ~。というより、もっと、歩きたくてしょうがないっす!もう一試合やりてぇ~』、とベッド周りを、スキップするやら飛び跳ねるやらの状態になったのです。

この光景には、帯同していたスポンサーの方も、大変大喜びでした。


 

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