ロルフィング 効果 体験 感想02
02.腰の痛みのケース(60代女性)
病院のリハビリで、何かが違うと実感し、ロルフィングを受けて見ようと来て頂きました。
腰痛が気にならなくなる。
ロルフィング・10セッションとムーブメント・3セッションの計13回を実施しました。初回セッション後すぐに、今まで何をするにも気になっていた腰の重い痛みを忘れている自分に気づいたそうです。
『緊張が痛みの源ですよ。』と、セッション中にお伝えしたことが、クライアントさん共感できた一番のきっかけだそうです。
セッションで触れる、タッチするということ、これにより、クライアントさん自身が気づいていない、無意識に緊張をさせている状態であるということを実感することができます。この実感するということが変化につながります。
ロルファーの役割は変化を促すキッカケを提案するだけ。変化の主役はクライアント自身です。
ココロの変化ってこういうことなんだと実感
ロルフィングを受ける前には、数々の病院や治療院も受診されてきました。整形外科や心療内科もその1つでした。そこでは、気の持ち方・ココロのあり方がカラダに影響しているんだよと説明を受けたそうです。
でも、当時いくら気の持ち方を変えようとしても、変えられない・変わらない部分があったそうで、カラダの痛みも変化しなかったそうです。
ロルフィングでは、カラダからのちょっとしたキッカケ作りから始まります。
痛みが和らぐと『あっ、軽くなった。!』と、ちょっとハッピーになります。
このちょっとハッピーがとても重要で、完全に痛みをとってしまうということは重要ではないのです。
ちょっとハッピーな気分、そんな状態の後には、何が続くでしょうか?
帰り道、いつもより鼻歌交じりで歩いたり、スキップしてみたり、そして夜グッスリ眠れたそうです。そうなると、もう素敵な回復のサイクルに入ります。この回復のサイクルに入ってしまえばこっちのものです。
カラダが変われば、ココロも変わる。そしてココロが変われば、カラダが変わる。この素敵なサイクルを実感しましたとの言葉を頂きました。うれしい限りです。
食欲まで変化
セッションの合間に1ヵ月ほど、海外旅行をされました。旅先でも今までより、どういう訳かお腹が減るし、とても美味しく感じ、量も増えたそうです。しかし、特に太りもせず、また腰痛も出てこなかったそうです。
ここでいうカラダとは骨とか筋肉、筋膜など単なる骨格構造だけを指すのではありません。消化器系や循環器、また味覚なども含む感覚器官すべてを含めてのカラダのことです。
先の素敵な回復のサイクルに入ってしまえば、カラダの全てに対して、本来持っている機能がより最適な方向へと進む変化が起きるんですね。
いい意味で気にしすぎない。
ロルフィングのセッションを通じ、いろいろな感覚に気づける状態へともって行きます。
しかし、ここで重要なのは、単に繊細に細かいところまで気づけるようになりなさいと言っているのではないのです。
もう1つの逆の要素がとても重要です。繊細さに対する、大胆さです。
『カラダにとってよりいいことを心がけてます!』という方がとても多いのですが、ちょっとバランスが崩れたり、些細なことをすぐに駄目とかイケナイものとしてしまう。そんな融通のきかないものだから、壊れやすいのです。
細かなことに気づける感覚を持ち合わせつつ、その情報は得るけれど動じず対応していく大胆さ、つまり対応力を持ち合わせていくことにより、壊れにくい、柔軟なカラダになっていくのです。
腰が痛い時もあるけど、ちょっと様子見てみよう!とか、今日は休ませてみようかしら、そんな、いい意味で気にしすぎなくなりました、笑顔でおしゃべりしていたのがとても印象的でした。
クライアントさんが自分自身で対応力を身につけた、まさにEmpower(自立)した、素晴らしき瞬間です。