ロルフィングを語る中で、まず出てくるキーワードが筋膜(ファッシャ:Fascia)でしょう。私もロルフィングを知るより前、筋膜について調べていて、初めてこのロルフィングを知ったのでした。ロルフィングで働きかけるのは、筋膜(ファッシャ:Fascia)と呼ばれる部分です。筋膜は結合組織の一種で、その名の通り薄い膜です。筋繊維を包んで筋肉を形成したり、さらにいくつかの筋肉を包んで大きな筋膜ネットワークをからだの中に作り上げています。からだの中に縦横無尽に広がっています。からだに変化を生じさせるのには、筋肉や骨よりも「筋膜の方が効果的!」と考えたのがロルフィングの創設者のアイダ・ロルフ博士です。当時としては、画期的な考え方でした。・・とはいっても実際のワークでは筋肉を目指してアプローチし、そして、その筋肉を扱います。またネットワーク的な働きもするので、肩が凝っているのに、実は足の裏の筋膜をゆるめた方がいい場合もあったりします。

ホームページの管理から、少々遠ざかっていたところ、やられてしまいました。ブログにハッキングの文字・・・。えっ、こんな風にやられてしまうのと愕然。どうもアクセス遅いし、google検索に全くひっかからなくなってしまったと思ったら、こういうことでしたか。

早速、修正開始です。

みなさんも、お気をつけて・・・。

10セッション

ロルフィングは10回のセッションで、身体構造をバランスよく持続的に取り戻すようデザインされています。

10セッションの内容

最初の3セッションで表層を扱い、次の4セッションでコアにアプローチをしていきます。そして、最後の3セッションでからだ全体を見ながら統合をしていきます。それまでの身体の使い方や構造によっては12回になることもありますが、しかしいつ果てるとも知れない治療院通いをする必要はありません。※これがロルフィングのすてきな考え方です。僕がとても気に入ったところでもあります。

10セッション終えた後

10セッションのロルフィング・シリーズが終わったあと、次のシリーズを受けるのは普通の生活をしていれば、5年~10年先で大丈夫と言われています。・・・が、きつい身体の使い方をしている人は、1年に一度位のチェックと、3年くらいで一度の10シリーズを受けなおすといい人もいるでしょう。

セッション

セッションとはロルフィングでの1回の施術時間のことです。施術のことをワーク、1回のワークのことをセッションと呼んでいます。ロルファーとクライアントの共同作業で互いにその時間を作り上げていく。セッションとなづけられた意味をジャズなど、ジャムセッションのような味わいがあると僕は感じ、とてもすきな時間です。

今年の台風は上大岡でも久々猛威をふるいましたね。
さて、セッション曜日時間枠ですが、金曜日の午後帯は基本お休みとなります。ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします。

ロルフィングの世界

ここでは、ロルフィングの内容について簡単にご紹介します。(正確には、ちょっと表現を省略してます。詳細は追々。)ロルフィングの世界は、大きな2本柱で成り立っています。

ロルフィング・ストラクチュラル・インテグレーション

1つは、一般的にロルフィングという名前で通っており、正式名称はロルフィング・ストラクチュラル・インテグレーション(ROLFING Structual Integration)です。これは、『構造の統合』と呼ばれています。このロルフィングは、『 10シリーズ 』 と呼ばれる、10回のセットで構成 されています。

ロルフ・ムーブメント・インテグレーション

もう1つは、ロルフ・ムーブメント・インテグレーション(Rolf Movement Integration)、通常ロルフ・ムーブメントやムーブメントと呼ばれています。先の『構造の統合』に対して、こちらは、『動きの統合』とでも呼べ るでしょう。今日のロルフィングの世界を、より特徴づけているものといえます。

ロルフィングの方法

ロルフィングの方法(やり方)では、基本的に手技を中心に行います。これは、指先の微妙な感覚を学ぶ必要があるために、残念ながらここではお伝えできませんが、ロルフィングを受けながら感じてみてください。手技にもさまざまな種類があり、よく大工道具にたとえられます。様々な道具を道具箱にいれておき必要に応じてもっとも適切な道具を出して使っていきます。