アドバンスト・トレーニング2025 -セッション後のレポート(4回目)
アドバンストトレーニングのモデルクライアントに応募して下さったMさんからの体験レポート4回目です。
4 月22日(4回目)
セッション時に、呼吸の膨らみが、ろっ骨に沿うようになって、身体が浮くように支えられる感覚が生まれた。腹部に弾力を感じて、天井側にある肌や筋肉が引っ張っているようだった。テンセグリティモデルみたいだと思った。
セッション後、なにげなく肘に触れると、筋のあたりに痛みがあった。20分ほどたつと、消えていった。普段の生活で布越しでも周りを敏感に感じるようになっている。(セッション中に布越しで行うことがあったから?ちがうかも…)
体中の弾力が増しているような気がする。グニグニしたゴムのようなイメージ。
これまでは足を動かす時、引き上げる動きと蹴る動きに意識と気づきがあったけれど、この日のセッション以降、脚の重心が地面にしっかり降りていくのを強く感じ始めた。膝周りの筋肉が骨をサポートしてるような感覚。
常に関節が伸び切らずに数ミリ曲がっているような、クッションがずっとあるような感じで、負担がかからない気がした。能が舞えそうな気がすごくした。急に肌がすべすべになったような気がする。血管も元気になってるような気もする。
翌日以降
たまに膝に痛みと違和感が生れるときもあるけれど、歩くと全く消えてしまう。身体が自然に良い方向へ動いてスムーズになっているような印象。
身体の中で何かが起きたり変化を感じるけれど、1日目から比べていくとだんだん静けさとまとまりの存在感がメインになっていく。ひとりでに言語化されるものが少なくなってくる。
首の後ろ側を伸ばすようにうなだれてみると、勝手にゆらゆらと首が滑って揺れた。ちょうど郷土玩具の「赤べこ」のよう。セッションを受けると、自分の中にある静けさに立ち帰る感覚を感じる。
(2025年4月25日 記)