アドバンスト・トレーニング2025 -セッション後のレポート(3回目)

アドバンストトレーニングのモデルクライアントに応募して下さったMさんからの体験レポート3回目、トレーニングならではの体験も描かれています。

4 月18日(3回目)
・セッション当日の様子
セッション中、自分の身体がどんなふうにしたいのか、よく聴き入れているような気がした。セッション直前にベンチに座って壁と身体を支えるような動きのあと、リラックスと支える感覚が共存してバランスが生まれたのを感じ、それがセッション中の感じ方のヒントになっているような気がした。

周りのセッションしている方たちの気配がひとつひとつ個別に成り立って、部屋全体にセッションの空間と余白の空間があるように感じた。
干渉しないけれどそっと影響し合っているような静かで不思議な空間だった。


セッション中、触れられるときに保ちたい距離を感じて呼吸の仕方を変えると、呼吸と腹部が前方に膨らむような動きになり、それがとても気持ち良かった。

セッション直後、はじめにやった動きを再度行うと、身体がスムーズにやわらかく動くようになっていると感じた。
座って身体と壁を支える動きでは、腕の筋肉のやわらかさや、エネルギーが均一に渡ってぐらつかない安定感(安心感)を感じた。
背中をそっと支えてもらったとき、触れられている手と腕の力と自分の力が同一になるような流れを感じた。


身体全体の筋肉が流動的に動いて、一部分に力を入れている感覚があまりなかった。
セッション後の状態になって、セッション直前に身体のぎこちなさがあったことに気づいた。
帰りに歩いていると、腕・脚が細い芯で動いているようで、空間を感じ、春風が気持ちよかった。
とてもお腹が空きはじめて、腰に少し鈍い痛みを感じ、なんとなく内臓から来ているような気がした。
内臓たちがなにか静かにやってる気がした。


・セッションの間隔の違いで気づいたこと
いままで、1ヶ月以上間隔をあけたセッションしかやったことがなかったので、数日間隔でやると何か違いはあるだろうかと気になっていた。
1 日目~3日目の間は、セッションの余韻が強く、余韻と余韻が並行して存在して疲れる感じが少しあるけれど、セッション後に新しく身体に起こることと、余韻が混ざり合って静かに統一されるような感じが見られる。鉄が熱いうちに打たれていく感じ。

身体が元気に余韻を響かせていても、セッション当日になると痛みなどもいったん静かに隠れておとなしくなっていく。新しいセッションを受け入れるスペースをつくっているようなイメージ。セッションを重ねるごとにバランスがうまれていく


(2025年4月22日 記)